脳の科学と医学

日 時: 2002年5月18日(土) 14:00〜17:00
会 場: フォレスト仙台(宮城教育会館2F)
主 催: 東北大学医学部脳科学協議会/脳の世紀実行委員会
後 援: 宮城教育委員会/仙台市教育委員会/河北新報
【問い合わせ先】 東北大学医学部脳科学協議会
担当 榎戸 ミチ
TEL 022-717-7189
開催趣旨

14:00〜14:05 開会の挨拶 東北大学医学部生体システム生理学教授 丹治順
14:05〜14:45 脳を理解する−脳科学の挑戦− 東北大学医学部生体システム生理学教授 丹治順
 
 大脳による行動と運動の発現や調節のメカニズムについて先端的な研究を進めている。神秘的な脳の働きを知るために脳科学者がどのように挑戦するかを解説します。

14:45〜15:25 心の病
東北大学医学部精神神経科教授 松岡洋夫
 
 分裂病などの精神疾患を神経生物学的に解明する研究を進めている。覚醒剤中毒やてんかんの研究でも有名。心の病をどのように理解し、どのように対応するべきか、そしてどのようにして問題を解決するかを解説します。

15:25〜15:40 休憩  
15:40〜16:20 脳の活動を見る−超伝導で脳を知る− 広南病院脳神経外科 中里信和
 
 脳外科の先進的な診療を行っています。特に脳の活動を画像化して観察する研究を多く手がけています。脳活動のイメージング法や脳の電気的刺激法を駆使して、ヒトの脳活動がどのように観察されるかを解説します。

16:20〜17:00 神経難病への挑戦 東北大学医学部神経内科学教授 糸山泰人
 
 神経難病(特に筋萎縮性側索硬化症、多発性硬化症、脊髄小脳変性症など)について先端的な研究を進めている。神経難病とは何か、その原因は何か、治療はどこまで進んでいるかを解説します。