社会技術研究開発事業

「脳科学と社会」研究開発領域(領域総括:小泉英明)
研究開発プログラム「脳科学と教育」
 研究開発プログラム「脳科学と教育」は、発達関連の多様な課題を対象とし、先端技術・自然科学と人文学・社会科学を架橋・融合したTrans-disciplinary(環学的)な視点から取り組むことで、教育関連問題の根幹に迫ることを目指します。
 従来からの教育学や心理学等に加え、生物学的視点から学習機序の本質にアプローチすることを対象としたタイプT、追跡研究(コホート調査)に非侵襲脳機能計測や行動学的観察を組み込んだタイプUを実施しています。
計画型研究開発「日本における子供の認知・行動発達に影響を与える要因の解明」
(研究統括:山縣然太朗)
 行動観察・非侵襲脳機能描画等を組み込んだコホート調査を中心とし、子供の社会能力の獲得過程やその神経基盤の解明を目的としています。研究結果を基に、集中力・抑制力・協調性・生活リズム・言語能力や他者を思いやる心の醸成等に関し、実証的結果に基づき提言することを目指します。
戦略的創造研究開発推進事業(CRESTタイプ)(研究総括:津本忠治)
「脳の機能発達と学習メカニズムの解明」
 脳を育み、ヒトの一生を通しての学習を促進するという視点に、社会的な観点も融合した新たな視点から、健康で活力にあふれた脳を発達、成長させ、さらに維持するメカニズムの解明をめざす研究を推進しています。