年会案内

第10回日本ゲノム微生物学会年会(2016年)

日本ゲノム微生物学会第10回年会は,3月4(金)〜5日(土)、黒川 顕年会長のもと,東京工業大学で開催されました.「微生物の新規機能を探る」と題したシンポジウムでは4名のシンポジストの方々による講演がなされました。5つの口頭発表が企画されました。また、2分間ショートトーク枠を設け,多様な研究テーマを集中して口頭発表し,その後はポスター発表にて深く議論するというスタイルを今年も採用し,熱気を帯びたポスター発表となりました.ランチョンセミナーも2回催されました。参加者は421名、演壇数はシンポジウム4題、口頭発表38題、ショートトーク64題、ポスター171題の参加がありました。

また,年会中に評議員会が開催され,総会に提出する議案書が承認され,その上で,総会において,2015年事業報告及び収支決算,2016年事業計画及び予算案が承認されました.また,日本ゲノム微生物学会研究奨励賞には、布浦 拓郎会員の「海洋・地殻内環境における分子微生物生態学研究-微生物分子生態解析から物質循環を可視化する-」、若手賞には、大林 龍胆 会員の「シアノバクテリアのDNA複製制御機構とその多様性」、ならびに森 宙史会員の「細菌群集が内在的に持つ安定な群集を維持する機構の解明」が受賞され、受賞式及び受賞講演も行われました.
3月6日(日)には、第10回年会を記念して国際シンポジウム「International Symposium on Genome Microbiology」(委員長:久原 哲会員)が企画され、国内外の10名のシンポジストによる講演が行われました。

第11回年会は,慶應大学・板谷光泰会員が年会会長となり,慶応大学湘南藤沢キャンパスにて2017年3月2日〜4日で開催予定です.


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