開催概要

2024年12月21日(土) 9:45〜18:00
※同時通訳あり(日本語・英語)
※オンライン配信あり
京都大学芝蘭会館 稲盛ホール・山内ホール
(京都府京都市左京区吉田牛ノ宮町11) >>交通案内はこちら
テーマ系統学と分類学−植物・動物・菌類・藻類・微生物を含む多様な生物の世界
参加費無料(要事前申込)
申込期限12月16日(月)まで
京都大学・日本学術振興会
日本植物学会日本動物学会日本菌学会日本藻類学会日本甲殻類学会日本原生生物学会日本共生生物学会日本植物分類学会日本動物分類学会日本分類学会連合

開催趣旨

アンゲリカ・ブラント博士
第40回 国際生物学賞受賞者
アンゲリカ・ブラント
ゼンケンベルク研究所・
自然史博物館

国際生物学賞は、昭和天皇の御在位60年と長年にわたる生物学の御研究を記念するとともに、本賞の発展に寄与されている上皇陛下の長年にわたる魚類分類学の御研究を併せて記念し、生物学の奨励を目的とした賞です。本賞は昭和60年に創設され、以後毎年1回、生物学の授賞分野を選定の上、当該分野の研究において優れた業績を挙げ、世界の学術の進歩に大きな貢献をした研究者を選考して授賞しています。

第40回の受賞対象分野は「系統・分類を中心とする生物学」であり、ドイツのゼンケンベルク研究所・自然史博物館教授/フランクフルト大学教授のアンゲリカ・ブラント博士が受賞されました。ブラント博士は、世界の様々な深海域で実施された国際的な海洋調査に数多く参画し、特に南極域の深海生物の多様性解明において多くの研究業績をあげられました。

本シンポジウムでは、ブラント博士の受賞を記念して、深海研究、ヒマラヤ研究、熱帯研究の専門家、さらには微生物、藻類、菌類、動物、植物の系統分類学者が、国内外より一堂に会し、この地球上の生物の進化と多様性について、様々な視点からご講演されます。本シンポジウムが、将来の「系統・分類を中心とする生物学」への道標になれば幸いです。


お問い合わせ
第40回国際生物学賞記念シンポジウム事務局
E-mail : ipb2024@kuba.jp