2023 東アジア文化遺産保存国際シンポジウム in 札幌
持続可能な社会の実現にむけた文化遺産の保存と活用
日程:2023年8月10日(木)〜13日(日)
会場:北海道大学学術交流会館(北海道札幌市北区北8条西5丁目)
主催:東アジア文化遺産保存学会
共催:日本文化財科学会
アイヌ民族衣装
入江貝塚、入江式土器、大船遺跡全景

開催概要

開催経緯

東アジア、特に日本、中国、韓国を中心に連携協力し、東アジア地域の文化遺産の保護に貢献することを目的に「東アジア文化遺産保存学会」が2007年に結成されました。学会の発足以前から、東アジアの文化財の保存修復に関わるシンポジウムを行っており、発足後は二年に一度、日本・中国・韓国で交互に国際シンポジウムを開催し、大きな成果を上げています。

第7回目となる本大会は、『持続可能な社会の実現にむけた文化遺産の保存と活用』を主題に、北海道・札幌において本国際シンポジウムを開催いたします。


開催趣旨

東アジアは急速な経済発展とグローバリゼーションに伴い、世界で最も変貌している地域の一つです。私達は、社会の急激な変革の中で持続可能な社会の実現にむけた文化遺産の保存と活用を推進する必要があります。これまで文化財の保存技術はヨーロッパを中心に発展してきました。しかし、東アジアはヨーロッパとは歴史・文化、環境をはじめ文化財の材質やその製作技法など異なる点も多くあります。東アジア独自の環境・文化の基盤をもとに、文化財を守り・伝え・活用するために各国の研究者が共同して問題の解決を行うべきであり、東アジアから世界に新しい保存技術を発信することも期待できます。そこで、東アジア文化遺産保存学会が主催して本国際シンポジウムを開催いたします。
主催 : 東アジア文化遺産保存学会
共催 : 日本文化財科学会


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