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開催趣旨

植物科学は理学(基礎研究)から農学(応用研究)まで多岐に亘る領域をカバーしていますが、これまでこれらの二つの分野が有機的に連携し成果につなげる取り組みは必ずしも多くなかったと思われます。その結果、研究としてのゲノム育種やGMO育種研究が進展しそれらの成果が出ているにもかかわらず、実際の農業の現場ではその恩恵に浴することができない状況が生まれており、我が国の総合科学としての植物バイオテクノロジー研究のあり方が問われています。植物の生理現象が分子レベルで理解でき、その理解に基づき育種がデザインできる時代を迎えて、今年の植物科学シンポジウムでは、分子生物学から圃場での生産科学に亘る各専門分野、さらにはその産業化研究の現状と私たちの今後の植物バイオテクノロジー研究への関わり方について議論したいと思います。企画者、講師、会場が、日本に植物バイオテクノロジー研究成果実用実現に向けた大きな息吹を共有できるシンポジウムを目指しています。
大学植物科学研究者ネットワーク
世話人 佐藤文彦、福田裕穂、松岡信、横田明穂
日時2009121日 (火) 10:00 〜 17:30 (開場:9:30 予定)
会場コクヨホール (品川駅港南口駅前)
アクセスhttp://www.kokuyo.co.jp/showroom/hall/access/
参加費無料(要事前登録)
懇親会参加費 6,000円
※シンポジウムは無事に終了いたしました。
 多数の方にご来場をいただきましたこと、御礼申し上げます。

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