講演者紹介
宮下 保司
東京大学大学院医学系研究科 教授。医学博士。 1978年東京大学医学系大学院博士課程修了。
1989年より現職。1996年より東京大学理学系研究科教授併任。 専門は、神経科学・脳生理学。 2004年朝日賞、2007年日本学士院賞受賞。著書に、『 Cognition, Computation, & Consciousness 』 (Oxford University Press, 1997)、『 Image, Language, Brain 』(The MIT Press, 2000)などがある。 |
川人 光男
株式会社国際電気通信基礎技術研究所 1976年東大理学部物理卒業。1981年阪大大学院博士課程修了。
同年助手、1987年同講師。 1988年(株)国際電気通信基礎技術研究所(ATR)に移る。2003年よりATR脳情報研究所所長、2004年ATRフェロー、IEICEフェロー。 2008年より科学技術振興機構さきがけ領域総括、文部科学省脳科学研究戦略推進プログラム課題A 中核拠点代表研究者を兼任、現在に至る。 米澤賞、大阪科学賞、科学技術長官賞、塚原賞、時実賞、志田林三郎賞、朝日賞、APNNA賞、Gabor賞、「情報通信月間」総務大臣表彰、大川賞などを受賞。 著書に「脳の仕組み」、「脳の計算理論」等。 |
片山 容一
日本大学医学部・大学院医学研究科(脳神経外科学)教授。 医学博士。 1974年日本大学医学部卒業。
1978年日本大学大学院医学研究科博士課程修了。 バージニア医科大学講師、カリフォルニア大学(UCLA)助教授を経て1995年より現職。 専門は脳神経外科学。特に定位・機能神経外科学。種々の脳機能制御・再建手術の開発を進めている。 |
岡野 栄之
慶應義塾大学医学部生理学教室教授。医学博士。 1983年慶應義塾大学医学部卒業。
慶應義塾大学医学部生理学教室(塚田裕三教授)助手、大阪大学蛋白質研究所(御子柴克彦教授)助手、東京大学医科学研究所化学研究部(御子柴克彦教授)助手、筑波大学基礎医学系分子神経生物学教授、大阪大学医学部神経機能解剖学研究部教授を経て2001年4月より現職。 専門は分子神経生物学、発生生物学、再生医学。特に中枢神経系の再生医学。 現在はヒトの脳の進化に関心をもつ。 2006年文部科学大臣表彰 科学技術賞受賞、2009年紫綬褒章受章。 著書に 『ほんとうにすごい!iPS細胞』(講談社、2009)、共著に『脳はどこまでわかったか』(朝日新聞社、2005)などがある。 |
笠井 清登
東京大学大学院医学系研究科・精神医学教授。医学博士。 1995年東京大学医学部医学科卒業。
国立精神・神経センター武蔵病院レジデント、東京大学医学部精神神経科助手、ハーバード大学医学部精神科客員助手、東京大学医学部精神神経科講師を経て2008年より現職。 専門は精神医学。特に統合失調症などの精神疾患の早期診断・治療法の開発に関心を持つ。2008年日本神経科学学会奨励賞受賞。共著に「精神疾患の脳画像解析・診断学」(南山堂、2008年)、共訳に「脳を観る」(日経サイエンス社、1997年)などがある。 |