第51回超音波ドプラ・新技術研究会

当番幹事 ご挨拶

本研究会は超音波ドプラ技術の研究、進歩を目的としてスタートし、その後も超音波診断に関する様々な技術も研究対象として発展してきております。その中で造影超音波検査は本会の中心テーマの一つであり続け、会員の皆様と共に多くの知見、ノウハウを積み上げて参りました。

2021年に 診療業務のタスクシフト/シェアにより、臨床検査技師も造影超音波検査を施行できるよう法改正が為されました。既に造影超音波検査は多くの施設で行われており、今後、更なる拡がりが期待されます。造影超音波検査をこれから始める、あるいは始めたばかり、という方々に当会の豊富な経験を伝えるまたとない機会と考えております。肝癌の薬物療法は現在、非常に進歩している領域で、造影超音波検査はその効果判定にも極めて有用で、実際の撮影方法を見て、役立てて頂ければ私としても嬉しい限りです。

当会の趣旨にご賛同頂き、ご助力頂けましたら幸いです。宜しくお願い申し上げます。