当番幹事 ご挨拶
第53回超音波ドプラ・新技術研究会 当番幹事
東邦大学医学部医学科内科学講座消化器内科
永井 英成
本研究会は、超音波検査における診断・技術を発展させることを目的としております。臨床医が診療の一環として行う超音波検査であるPoint-of-Care超音波(POCUS: Point-ofcare ultrasound)の重要性が増しており、近年はB-modeのみならず造影超音波検査を併用することによって、肝腫瘍の診断および肝血流動態の把握も可能となっています。特にMolecular target therapyおよびImmune checkpoint inhibitorによる治療が可能となった肝細胞癌治療において、造影超音波検査を用いた治療効果判定および治療効果予測も積極的に行われれている状況となっています。
当研究会は日々進化する医療機器の新知見のみならず、診断および治療に関する知識と経験を次世代へ継承するために極めて重要な研究会となっています。
つきましては、大変恐縮に存じますが、研究会開催および本研究会の主旨にご賛同頂き、ご参画を賜りますようよろしくお願い申し上げます。