ご挨拶

大会長挨拶

大会長 所澤 いづみ

謹啓

時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

第26回日本アロマセラピー学会学術総会は、2023年11月18日(土)・19日(日)の2日間、神奈川県立保健福祉大学で開催いたします。開催方式は、両日対面+後日オンデマンド配信{12月1日(金)〜12月20日(水)}をいたします。 ここ3年間の学術総会は、コロナ禍の影響によりWEB開催でしたが、今年は、人と人との直接的なコミュニケーションを大切に、笑顔の見える大会を目指し、4年ぶりに対面方式での開催を決定致しました。ただし、感染拡大時には開催方式を変更する可能性もございますことをご了承いただきたく存じます。

大会テーマ

人と人をつなぐ優しさのあるアロマセラピー
〜未来に向けて確かな効果を目指すメディカルアロマとスポーツアロマ〜

このテーマは、私が22年前に香りのすばらしさに出会い、アロマセラピーを学び、患者専門のプロのアロマセラピストとして、施術を続けるうちに、患者から“痛みが和らぐ”との明らかな効果を聞くようになりました。その後、大学院に入学し慢性疼痛患者の痛みとQOLの研究を行い、有意な効果が見られました。アロマの施術は、心を込めて、一定のリズムで丁寧に行うことで人と人をつなぐ優しさホルモンのオキシトシンが出てきます。

長年、学会が実施しているトリートメントMedical Advanced Seminar(MAS)では、人と人をつなぐ優しさのあるアロマセラピーのマインドと施術技法を指導しています。トリートメントMASで使用する精油は、精油制度委員会で成分分析を行い、賛助会員様の精油を宣伝し使用しています。

第26回学術総会の特徴は、患者に施術しているメディカルアロマと、アスリートに施術しているスポーツアロマについて、その相違も含めて、会場で双方の施術を試みます。

実行委員長 兼 基礎科学スポーツアロマ部会長 竹ノ谷文子理事から、健康に欠くことのできない「運動」と、様々な薬理作用をもつ「アロマセラピー」の併用である「スポーツアロマ」は、両者の相乗効果により人々の健康増進に寄与することが期待されています。また、スポーツアロマはアスリートのみならず、一般の方にも推奨されるメディカルアロマセラピーの一つとして注目されております。さらに近年ではスポーツアロマの効果に関するエビデンスも蓄積されており、今後、スポーツアロマは大きく発展する分野であることが予想されます。との力強いメッセージを頂いております。

謹白

令和5年3月 吉日

第26回日本アロマセラピー学会学術総会 大会長 所澤 いづみ
(Toriセラアロマ研究所合同会社)


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