文化財保存修復学会第30回記念大会

市民アカデミー

創立75周年 文化財保存修復学会第30回記念大会記念行事
学術講演会「市民アカデミー」
  • 主催 : 文化財保存修復学会第30回記念大会実行委員会
  •         委員長 井上保廣(太宰府市長)
  • 共催 : 太宰府市、九州国立博物館
  • 後援 : 福岡県教育委員会、読売新聞大阪本社
  • 協賛 : 太宰府天満宮
  • 日時 : 2008年5月16日(金)14:00〜17:30(開場13:30)
  • 会場 : 九州国立博物館ミュージアムホール
  •  事前申し込み不要(当日は直接会場へお越し下さい)
  •  参加費無料・定員300名
  •  ただし18時からの懇親会は会費制(会費:1000円)

開催趣旨

 文化財保存修復学会は、文化財の保存に関わる科学・技術の発展と普及を図ることを目的とした学会で、本年、創立75周年を迎えました。年に1度の研究発表大会も30回となりましたが、今大会は、歴史と文化の町「だざいふ」にて、市民とともに「文化財の保存と修復」についての分かち合いを目指し、公開学術講演会を実施する運びとなりました。
 記念講演は、かけがえのない文化遺産を優れた技などを駆使して最前線の現場で守り伝え、特に業績を挙げた人たちを顕彰する読売新聞社「あをによし賞」(文化財保存修復学会特別協力)の第1回受賞者である(財)文化財虫害研究所の50年にわたる取り組みについての発表です。また、文化財保存の最前線で活躍する本学会会員による多岐にわたる研究成果もご紹介いたします。
 講演会終了後は、講演者と参加者の皆様そして学会員との文化財保存を巡る交流を目指し懇親会を開催いたしますので、あわせてのご参加をお待ち申し上げます。

プログラム

14:00〜14:05
開会あいさつ
14:05〜15:00
記念講演「文化財を守って50年」
田村正人((財)文化財虫害研究所)
休憩
15:15〜15:45
正倉院の宝物をまもる
成瀬正和(宮内庁正倉院事務所)
15:45〜16:15
文化財の修理と紙
鈴木 裕(国宝修理装コウ師連盟)
休憩
16:25〜16:55
大宰府の「顔」を語る
井形 進(九州歴史資料館)
16:55〜17:25
中世の大宰府博多を科学で視る
朽津信明(東京文化財研究所)
17:25〜17:30
閉会あいさつ
18:00〜19:00
懇親会(会費 1000円)